もう日本国内では許可なしにバスを飼うことはできませんから、皆さんが見ることもないと思いますので、ここでひとつ興味深いおはなしをしてみたいと思います。複数のバスが一緒にいる状態にしてやるとスクーリングをはじめるわけですが、それを大きなプールなどで観察すれば、魚それぞれに「性格」があることに気がつきます。

バスには性格があり、知性がある

特に小さい魚ほど幼い行動が目立つ傾向にあります。25cm程度のバスと、30cmのバス、40cm以上のバスが一緒にいると、25cmのバスが他の魚にちょっかいを出しに行くという姿が何度も目撃されました。大きい魚は体当たりや口先でひれをつつくなどされても、泰然自若といったところなのですが、中くらいの魚は明らかに怒る。ひれを立ててにらみを利かせるわけです。そうすると、小バスはそそくさとその場を離れるのですが、しばらくすると、またじゃれに行く。

犬や猫の子どものようにバスも「じゃれる」ことができるとわかっただけでも、一般的な釣り人に比べて大きな前進だったと私は感じています。なぜなら、バスはルアーに「じゃれる」「怒る」といったことが起こりうると証明されたわけですから。小魚に似せる、マッチザベイト、イミテーション…といった手法だけが絶対ではないと確証を持てたのです。

バスフィッシングのほか、フィッシュイーターのゲームフィッシングをするうえで「ベイト」を追うという行為は必要不可欠ではあるのですが、ベイトを探すということのゴールは、ベイトに似たものを使うということではないわけです。ベイトを探すのは、バスを探しているのと同じこと。バスのいない場所でルアーを投げても釣れっこないわけですから、バスへアプローチすることがゴールなわけです。次回に書くことにしますが、ルアーで釣れない魚がいる一方、ルアーでしか釣れない魚がいるという「ねじれ」こそがルアーフィッシングのおもしろさなのです。

それでは、次回もお楽しみに。





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