初心者におすすめのペンシルベイト
ペンシルベイトの使い方がわからない、上手く動かせない。どうすれば釣れるの?という方におおくりする、おすすめ!ペンシルベイトの選び方講座。ペンシルベイトはアメリカではスティックベイトと呼ばれ、文字通り「木の棒」のようなシンプルなルアーです。ロッドワークによってアクションをつけ、魚を誘うのですが、これが初心者には難しく、敬遠されることも多いようです。こちらを読めばペンシルベイトの動かし方から選び方まで完璧!です。

初心者におすすめのペンシルベイト

TOP画像にもしましたが、初心者が選ぶべきペンシルベイトは「水平浮き」タイプです。代表的なのは、ヘドン社のオリジナルザラスプーク。100年以上の歴史を持つルアーメーカーの代表作にして傑作ルアー(下画像参照)なのですが、水平浮きタイプは水面を滑るように動く「スケーティングアクション」が出しやすく、ドッグウォークやテーブルターンといったアクションができない初心者でも、ルアーを動かす楽しさと感覚をつかむことができます。

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一方の垂直浮き、立ち浮きタイプというのは、連続でアクションがつけられる人向け。このタイプは垂直に立っているので、大きく水面を移動しないのです。「なんだそれ!使えないじゃん!!」というのが率直な感想かと思いますが、大きく動かないからこそ、同じところを丹念に、ネチネチ攻められるわけです。同じペンシルベイトというジャンルですが、アクション、用途は大きく違っておりまして、どうもこの辺を理解せず、初心者にテクニカルなルアーを勧める人が後を絶ちません。まずは水平浮きタイプでしっかり感覚をつかみ、それから立ち浮きタイプを使っていきましょう。

アクションをさせる際のコツですが、竿は当然短い方がよくなります。加えて、ファストテーパーの硬めのものがオススメです。昔はトップはスローテーパーなどといわれましたが、長い間釣りをしていて「どう考えてもファストだろう…」という結論に達しましたので、ファストテーパーのロッドを使っています。古い指南書にはスローと書いてありましたが、近年のバス釣り本にはファストやレギュラーと書いている物も増えてきたところをみるに、やっぱりなと思うことしきりです。

アクションをつける際のロッドワークですが、はじめから連続で動かそうとしてはいけません。最初はひとつひとつのアクションを大切にしてください。「チョンチョンチョン…」ではなく、「チョン」「チョン」「チョン」と区切るように動かすのがコツです。このとき、ルアーを動かすという意識ではなく、竿先を動かすという感覚が大切です。糸をある程度張った状態で、10〜20cmほど竿先を動かす。たるんだ分の糸を巻いて、また同じように動かす。これでOKです。

見ていると、リールを巻いて動かすものだと思っている人が多く、なめらかに水面を滑らせている人が少ない。自分のアクションに自信がないという方は、リールを巻くことは一旦置いておいて、竿先を動かすことに全神経を集中してみましょう。ひとつひとつの動作が完璧になってはじめて、スイスイと連続でドッグウォークさせることができるようになるのです。



ロッドに関してですが、18g程度までのトップウォータープラグ、ミノーのジャーキングに適しているのはスコーピオンXT15101F-2です。これ以上となりますと、ワールドシャウラがありますが、初心者用ロッドとしては高価過ぎます。もちろん値段相応の完成度ですし、初心者に使えないということではないのですが、釣りをはじめたばかりではちょっと手が出ないのではないでしょうか。

重めのプラグを投げるためにエクスプライド168MHを選ばせていただきましたが、ショートロッドではないので動きをつけるのは少々大変かと思います。投げるルアーウエイトでロッドを選ぶのか、アクションで選ぶのかは好みです。ワールドシャウラのように、15103Rのような、ショートパワーロッドが出れば解決なのですが、そういった人に応えるラインナップは今の業界にはあまりなくてですね…。飛距離重視のロングロッドばかりなんですね。残念至極でございます。