39

ボーマーA'sと略しておりますが、この画像内にはボーマーシャローAとスクエアAが
含まれております。現在、国内というかアメリカでもスクエアAのオックスフォード
カラー(ブルーバックチャート)とファイヤータイガーカラーは品切れのようでして、
手に入らないのが残念、無念。


ボーマーのA'sといえば、他に私が好きなロングA、大好きなモデルA、廃盤になって
生きる希望が失われかけたファットAがあるのですが、これらよりも愛してやまない
のがこのシャローAとスクエアAなのです。素人釣り師の私が20個近く所有している
わけで、その実力は保証いたします。


シャローAはシャラシャラ系の小バスが大好きなラトル音と、スラロームアクション
とも呼ぶべきルアーの軌道で、シャローで散々叩かれた魚に興味を抱かせることがで
きる(ような気がする)のです。


一方でスクエアAはシャローAよりもうひとつ下のレンジを探るルアーになります。
以前の紹介でシャローAはシャロークランクというよりもウェイクベイトであると書
きましたが、スクエアAはれっきとしたシャロークランク。サブサーフェイス、水面
直下では食わない魚を、水深30〜60cmで食わせるルアーです。ラトルも大人しめの
コトコトタイプ。じゃあ、ナチュラルルアーなのかといえばそうではなく、濁りが
入ったときにこそ真価を発揮します。


小さめのシャロークランクだから、小さい魚専用かといえばそうではありません。
ボーマーのルアーはやたらと「太い」のです。全長でみればミニプラグかもしれま
せんが、体高十分、存在感も十分で、そこら辺のナチュラルミノーやギル用かと思う
ような小さいスピナーベイトには負けないアピール力を持っています。アシ際、立ち
木、ディープからのかけあがりが絡むシャローエリアと、どこで投げてもおもしろく、
特にガレ場では真っ先に使いたいルアーです。


「今日はクランキングだな」だとか、朝からはじめてトップで出ない日にの二の矢と
して重宝しています。日本のルアーにも惜しいものはたくさんあるのですが、使い減
りを感じないタフさとボディーバランスは圧倒的で、テールフックをフェザー付きの
ものに交換する、ネイティブトラウト用プラグのシングルフックに交換し、そこに小
さなワームを付けるといった芸当ができるのはボーマーくらいではないかと。


このように、秘密のテクニック的な使い方もできるプラグであるため、色ごとに複数
購入し、フェザー、コロラドブレード、シングルフックなどに換装。その日の具合や
気分で使い分けております。


また、カラーに関してですが、ファイヤータイガー、ブルーバックチャートが群を抜
いて釣れますね。次いでリアルクロー。これでしか出ない魚がいるようです。追って
はくるけど食わない魚に、赤ザリガニを投げたら一発ということもありまして、それ
以降、タックルボックスの聖域になってしまっています。リアルクロー系の聖域と、
チャート系の聖域が私の中にはあるのですが、その両方を兼ね備えたプラドコパワー
ブランドショップ限定カラーのクローチャートリュースベリーなんてものが出たから
さあ大変。ありったけ仕入れてみたところ…


59


ビルダンスのじいさんが、やたらいい魚を捕まえておられるじゃありませんか。この
パッケージ、気に入ってしまいましてね。開封できないんですよ。 使っていくたびに
ビルダンスパッケージを補給しておりまして。我が家はビルダンス保存の法則により、
常に同数のビルダンスが確保されているところであります。


というわけで、カラーはチャート系、赤(リアルクロー)、クローム(フォクシーマ
マ)系が鉄板です。伝統的にバスカラーってのも持っていますが、ここだ!という使
い時がわからないので、他のカラーでしこたま釣ったときくらいしか投げません。


アメリカでは5ドル以下(量販店なら3.99ドルが基本価格)のファミリー向けルアー
だそうですが、ファミリーに釣れるんですよ。初心者の中の初心者に釣れる。そして
それが長年愛され続けている。この事実だけで「買い」でしょう。タックルに3つ入
れておいても損はさせない、本当に楽しめるルアーです。