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ミノーは巻くだけのものと、ジャーキングなどのロッドでアクションをつけてやるジ
ャークベイトが一般的ですが、こちらのX-RAPミノーはスラッシュベイトという新し
いジャンルであるというふれこみのルアーです。
 
X-RAPミノーには、サイズのほかにシンキング(カウントダウン)とディープがあります
が、基本的にはX-RAP10のサスペンドを使っています。理由は簡単で、扱いやすいから。
ジャーキングの上手、下手なんて無関係に釣れます。チョンチョンチョンと3度やって、
1秒ポーズ。またチョンチョンチョンチョン、1秒ポーズ。 といった具合。

アメリカのケーブルテレビの釣り番組では「 Slash slash slash slash pause. 」と表現し
ていましたね。スポンサーのラパラ社が「Slash bait」と表現していることに配慮したん
でしょうね。

ただ、このルアーの実力は本物で、特に水温の低い時期、もしくは高い時期のミノーと
しては傑出しております。ボーマー社のロングAキチガイな私も、これならミノーをもう
一種類ボックスに入れてもいいかな。と思える出来。ログやラパラのフローティングを
抜いても、このルアーは抜きません。

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カラーに関しては、パープル系、ピンク系がなぜか寒い時期のクリアレイクに強く、濁
りが入ったり、暑くてたまらん!という時期にはクラウンカラーやゴールド系が強いよ
うに思います。

ボディのカラーによって釣果が左右されているというよりも、テールフックについてい
るフェザーのカラーで左右されている気がしないでもないのですが、フェザー付きのミ
ノーは日本では珍しいですし、一本試されてもいいのではないかなと。

ただ、日本人はマッチザベイトやフィネスというのに、ミノーが嫌い。ミノーを投げて
いるだけで玄人扱いなのが気になります。ましてやテールにフェザーというだけで敬遠
される方もおられるかもしれません。しかし、フェザーフックのミノーは、スモールマ
ウスバスを釣るのに必需品ともいわれますし、ストライパーバスやウォールアイ、トラ
ウトに至るまでプレデター(魚食魚)フィッシングでは実績十分なのです。

ミノーが当たりの日に、ロングAを引いている奴より1本でも多く捕りたい。そんなこと
が素人フィッシャーマンの我々にあるかどうかはさておいて、フローティングミノーで
は結果が出ない日に持っているだけで安心の、サスペンドミノーの界の最終兵器です。 


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